財務諸表換算
財務諸表換算とは、海外子会社などの異なる通貨や会計基準で作成された財務諸表を、親会社が用いる通貨や基準に換算する作業です。
国際比較や連結決算のために行われ、異なる為替レートの適用方法によって換算方法は異なります。
Plaza-iでは「自由定義財務諸表」などを準備しています。
基準(基軸)通貨
国際的な取引や各国の金融システムにおいて、中心的な役割を果たす通貨のことです。
現在、最も支配的な基軸通貨は米ドル(USD)と言われています。
取引通貨
国際的な取引(貿易、金融、為替など)において、実際に商品の代金決済や契約金額の表示に使われる通貨のことを指します。
例えば、日本の企業がアメリカの企業に製品を輸出する際、「米ドル(USD)建て」で契約した場合、この取引通貨は米ドルです。輸出国と輸入国のどちらかの「現地通貨」が取引通貨として選ばれることもあれば、米ドルやユーロなどの第三国通貨(基軸通貨)が選ばれることもあります。
現地通貨
その国や地域で日常的に流通し、法律に基づいて使用されているお金、つまり法定通貨です。取引が行われる国、あるいは商品やサービスの価格が設定されている国・地域の通貨を指します。
例えば、日本企業がアメリカの会社から物品を購入し、代金をアメリカドルで支払う場合、アメリカドルが現地通貨となります。
GAAP
GAAPとは「Generally Accepted Accounting Principles」の略で、米国で用いられる企業会計の一般に認められた原則です。
財務諸表の作成や開示における基準・ルールを定めており、投資家や利害関係者が企業の財務状況を正しく比較・評価できるようにします。日本では、企業会計原則がこれに該当します。
内部統制
企業が経営目標や事業目的を達成するために、その組織の内部で整備・運用されるルールや仕組み(システム)全体を指します。金融庁の示す基準によると、内部統制は以下の4つの目的を達成するために設計されます。
①業務の有効性及び効率性
事業活動において、経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報)を無駄なく効率的に活用する。
②財務報告の信頼性
投資家や債権者などに向けて公表される財務諸表や関連情報が、正確かつ信頼できるものであることを確保する。(虚偽記載や粉飾決算を防ぐこと)
③事業活動に関わる法令等の遵守(コンプライアンス)
役員及び従業員が、法律、規制、社内規範などを守って事業活動を行う。
④資産の保全
企業の重要な資産(現金、在庫、知的財産など)の不正な取得、使用、処分を防ぎ、適切に保全する。
年齢調べ(Aging List)
主に債権(特に売掛金)や在庫が、発生・取得してからどのくらいの時間が経過しているかを調べることを指します。
会計システムには年齢調べ表という帳票があり、代表的なものは売掛金年齢調べ表です。また在庫がある企業においては、在庫年齢調べ表も利用します。
プロフォーマインボイス
見積書の役割を持ったインボイスで、商品の売買成立前に商品の買主に提供します。「仮送り状」とも言われます。
コマーシャルインボイス
請求書、明細書、輸出入申告の役割を持ったインボイスで、輸出入通関時に使用されます。一般的に「インボイス」といえばコマーシャルインボイスを指すことが多いです。
シッピングインボイス
納品書の役割を持ったインボイスで、出荷案内や、配送手配時に使用します。出荷案内と積荷費用の請求をする際の代金請求書としても使われますが、重要度が低く使用頻度も少ないので、単なる納品書として扱われるケースが多いです。
カスタムズインボイス
税関向けに作成するインボイスで、輸入通関時に使用されます。適正な課税価格を決定するために必要な書類ですが、基本的にコマーシャルインボイスで構いません。
特定の国が輸入時に必要とし、輸入する国側からリクエストを受けて作成します。
イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、南アフリカなどの国においては、専用のフォーマットが用意されています。
コンシュラーインボイス
脱税の防止や貿易統計資料作成に使用されるインボイスで、輸入通関時に使用されます。
「Consular = 領事」なので日本では「領事送り状」といわれ、輸入国の税関ではなく領事に提出する書類です。カスタムズインボイスと同様に、輸入する国側からリクエストを受けて作成します。


